JRローカル線にはのどかな風景と郷愁と、時には厳しい自然を見ることもあります。JRローカル線の旅は自分探しの旅です。
JRローカル線は重要な交通機関です。
その地方にあってはなくてはならないものです。
当たり前の話ですが、JRローカル線という線は存在しません。
JRローカル線とは東海道本線とか東北本線とか山陽本線などのいわゆる本線から分かれて
各地の駅から出る支線を言う場合が多いようです。
JRローカル線はいくらあるかは数え方、区別の仕方で色々わかれます。
しかしJRの大部分がJRローカル線と言ってもいいでしょうね。
JRローカル線と聞いただけでなんだかほのぼの、ゆったり、のんびり、等と言うことばが
イメージに浮かんできます。
しかしかつてのJRローカル線は地方から集団就職で都会に出て行く若者で溢れていた
時期もありました。
井沢八郎さんの「ああ上野駅」の歌よようにJRローカル線に乗ってさらに東北本線に乗り換えて
東京にやってきました。
あの頃は高度経済成長の波に乗って日本中が燃えていました。
そして日本を支えたのがJRローカル線だったように思います。
JRローカル線はその地域に暮らす人々には生活するための重要な手段です。
朝は高校生が通学に利用します。
行商のオバサンが乗ってきます。お年寄りが街の病院に通います。
JRローカル線は乗客が少なくて、1日に数往復しかないJRローカル線も多くあります。
経営が厳しくてだんだん廃線になったり、第3セクターになったりしてそれが経営の合理化だと
いわれますが、私のようなJRローカル線のファンには寂しいことですね。
子供のころ田んぼのあぜ道に立って、走る列車に手を振っていたころが懐かしく思い出されます。
このJRローカル線が東京まで繋がっていると思うとなんだかロマンがありました。
いまは列車もJRローカル線は1両だけで走る路線が多いようです。
そうなると列車とは言えませんね。
そして今はJRローカル線の存在価値が観光に依存するようになりました。
山あいの風光明媚な区間を走る山岳鉄道や海べりを走るJRローカル線に、定年を迎えた人たちが
ノンビリJRローカル線の旅を楽しんでいます。
JRローカル線を青春18きっぷで旅をする人も増えてきました。
目的のJRローカル線の始発駅まで新幹線などで行って、あとJRローカル線を
各駅停車で楽しみます。
秋のJRローカル線なら紅葉を楽しみます。
北海道のJRローカル線ならJR富良野線。
東北地方は水森かおりで一躍全国区になった五能線があります。
五能線は日本海の波打ち際ギリギリを走り、白神山地、岩木山の景観も楽しめるJRローカル線の
なかでも代表的な路線です。
そしてJR只見線も深山の緑に囲まれてすばらしい眺めです。
中部地方にもすばらしいJRローカル線がたくさんあります。
JR小海線(こうみせん)は愛称が八ヶ岳高原線といいます。
清里と野辺山間には標高1375mの「JR鉄道最高地点」があることでも有名です。
全国各地の個性的なそして魅力的なJRローカル線が一杯あります。
1年に1路線でもJRローカル線の旅で自分探しの旅に出かけてみませんか。
JRローカル線は自分の心を洗濯してくれるようです。